京都一周トレール 伏見・深草ルート
2015年 10月 06日
高速バスに乗り京都深草で下車、京阪電車の 藤森駅から伏見桃山駅まで乗り、ここからウォ-キング開始です。
地図の左下の伏見桃山駅から赤線で示すコースを歩いて伏見稲荷駅までが「伏見・深草ルート」です。
駅から歩き始めて直ぐに「御香宮神社」があります。平安期、境内から病気に効く香水が湧き出たので清和天皇からこの名を賜ったと云ういわれが有ります。極彩色の彫刻が見事な本殿、表門は重文に指定されています。
次は乃木神社です。明治天皇崩御に際しての「殉死」に京都の人々は明治天皇陵のそばに“乃木さん”を祀り、威徳を尊仰し、その赤心を後世に伝えたいという一念から建てられたと書かれていました。
神社を過ぎて暫く歩くと伏見桃山城です。1619年に廃城となり、そのあと桃の木が植えられ桃山と呼ばれるようになったそうです。その後1964年に遊園地「伏見桃山城キャッスルランド」が建設され鉄筋コンクリートの城を作って運営されたが現在は閉園となっています。
道は登りとなりやがて「八科峠」の石標と「石車」を見ることが出来ます。石車は昔この峠を越える荷馬車のために今で云えばレールを石畳みに掘り馬を楽にさせたものです。峠の先に「大岩山展望所」があって京都市内を一望できます。
峠の近くに大岩神社があります。神社の参道には昭和33年に堂本印象画伯が寄進した鳥居があります。画伯の母親がこの大岩神社に良く参拝されいた縁から奉納されたそうです。
大岩街道を歩けばやがて伏見稲荷大社に到着しこのルートを終わることになります。道標は分かりやすく設置されていて迷う心配は無く、道は一部を除き平坦で歩き易く良く整備されています。距離は約10km、グループで再訪したいと思います。