MOA美術館を訪ねて
2015年 02月 28日
MOA美術館はMokichi Okada Associateの頭文字MOAを付した美術館です。岡田茂吉が東洋美術の優品を収集し展示している美術館で、国宝 尾形光琳 「紅白梅図屏風」、 国宝 野々村仁清 「色絵藤花文茶壺」 他が有名です。
今回はこれらの他に根津美術館所蔵の尾形光琳 国宝 「燕子花図屏風」など琳派の作品を集めて展示されています。
その時頂いたパンフレットです。
美術館は熱海の海を見下ろす山の中腹から頂上にかけて建てられていて、エスカレーター入口から入ります。
長いエスカレーターで上れば円形ホール、そして立派な天井です。
円形ホールから又エスカレーターで上るとムア広場に出ます。ここにはヘンリームーア作の彫像があり、そこから熱海の街越しに太平洋の絶景を見る事が出来ます。
展示会場に入れば立派な能楽堂があり、ここで学芸員から展示作品の解説を聞くことが出来ます。この後会場に入れば琳派の名品の数々を見ることになります。会場は撮影禁止のためパンフレットの写真をコピーさせて頂きました。
会場を出て水晶殿に寄ってみました。長いトンネルを歩きます。
水晶殿が何の目的で造られたものか分かりませんが、広いガラス窓から海を見ることが出来ます。床には赤いじゅうたんが敷き詰められ、自由な姿勢で広大な自然に対して自分を見つめる場の提供でしょうか?
このほか京都新町二条にあった光琳晩年の屋敷を復元した「光琳屋敷」などを見て熱海の市街に戻りました。