スペインの旅
2011年 08月 17日
まず本棚から全冊、順次取り出し、埃を払い、装幀によっては雑巾で拭き、その上で破棄するもの、残すもの、引き取って貰うものに仕分けます。
残すものと処分する物の仕分けは直観と蛮勇で行います。愛着心は大敵です。
さこで、破棄する本は町内の子供会が担当している資源収集(新聞紙、段ボール、そして本)に出しました。古本として通用するものはどうするか・・・地域の図書館に電話したところ、持ってきて貰えれば図書館で資源ごみとするか、図書として利用するか、或いは来館者に差し上げるか判断して処置するとの事でした。
もう一つの方法はBook Offです。しかし本を売ると云う行為に何か抵抗を感じます。図書館でどなたかに読んで貰えたら最高です。でも・・・
結果はBook Offに売ることにしました。なぜか?段ボール箱5箱の運搬は小生の体力では無理と思ったからです。
Book Offはネットのやり取りですべて終わります。運搬も指定時刻に業者が来て引き取ってくれます。幾らで売れるかは分かりませんが、そんな事はどうでもよくなりました。今は目の前の重量物が無くなってほっとしております。
さて、そんなどたばた騒ぎの中で処分に迷った本に 司馬 遼太郎 の「街道をゆく」があります。結局残すことにしましたが、そのシリーズの「南蛮のみち Ⅰ」「南蛮のみち Ⅱ」を再読する羽目になりました。
とくに「南蛮のみち Ⅱ」はスペインとポルトガルについて書かれており、前者には1999年に、後者は2003年に旅をした思い出深い国だからです。
以下はそのスペインの田舎の写真です。